乳児保育

【0歳児クラスの担任必見】子どもは「言葉かけ」ひとつで変わる!~食事編~

 

この記事で分かること

離乳食を食べる子どもを介助のコツがわかる!

 

給食の介助の際、どうやって介助したらいいのか困る…と悩んでいる0歳児クラスの先生はいませんか?

 

保育士になって初めてちゃんと0歳児と関わる、といった人も少なくないと思います。

身の回りのことを自分でできる幼児さんとは違い、乳児さんの場合は大人が介助しなければなりません。

特に0歳児の場合は離乳食なので、月齢によって介助の仕方も異なってきます。

 

私は1~2年目と0歳児クラスの担任だった時

先輩たちには

「子どもたちの食べる意欲が沸くようには、楽しくゆったりとした雰囲気で介助すること。特に声掛けが大切だよ」

と教えていただいてから、声掛けをとても大切にしています。

 

声掛け?と思うかもしれませんが、

実は給食の介助のコツのひとつとして、声掛けも大切な要素です。

 

そこで今回は、0歳児クラスの先生向けに

そもそも0歳児の食事がどういうものなのか、

どもが楽しく、食事に興味を持てるような声掛けや介助のコツ

を紹介したいと思います。

 

Contents

0歳児の食事ってどんな食事??

 

離乳食とは、生後5~6ヶ月頃から離乳食が始まり、

母乳やミルクなどから幼児食(大人と同じ食事に近いもの)へ移行していく段階の過程の食事です。

 

月齢 形状と支援のポイント
初期:ごっくん期(5~6ヶ月頃) 形状:滑らかにすりつぶした状態         支援のポイント:唇を閉じてごっくんできるようにする
中期:もぐもぐ期(7~8ヶ月頃) 形状:舌でつぶせる固さ             支援のポイント:舌を上下で動かし食べ物を潰せるようにする
後期:かみかみ期(9~11ヶ月頃) 形状:歯茎で潰せる固さ             支援のポイント:舌の動きが十分できるようにし、舌や顎を左右に動かせるようにする
完了期:ぱくぱく期(12~18ヶ月頃) 形状:歯で噛み切れる固さと大きさ        支援のポイント:歯茎で噛めるようにする

 

と月齢によってそれぞれ食事の形状や援助の目的も異なってきます。

 

子どもが楽しく食事ができるような声掛けって?

 

まず初めに。挨拶は大事!

「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶は礼儀とてはもちろんですが、

食事の時間を区切るという意味でも大切なものになります。

大人がこの区切りをつけていくことで、

子どもも「ごちそうさまでしたの挨拶をしたら食事は終わり」と理解していきます。

 

どんな食べ物なのかを伝えてあげよう

今まで母乳やミルクで栄養を摂取していた赤ちゃんにとって、初めて口にする食事は不安なものです。

皆さんもいきなりどんな食べ物かも知らずに口に入れるのは嫌ですよね。

 

なので、食べる前には

「○○ちゃん、今日のご飯は△△だよ」とメニューを見せたり、

「おいしそうだね」「○○ちゃんが好きな△△だね」

期待が膨らむように話したりするとよいですね。

 

食べ方を伝えてあげよう

先ほど述べましたが、発達段階によって舌や口の動きが変わってきます。

「かみかみして食べようね」「もぐもぐもぐ…」「ぱくっ!」

など擬音を使って表し、介助していくと良いでしょう。

 

この時に保育士も食べる真似をしたり「おいしい!」といったリアクションをとったりすると、

「ぼく(わたし)も食べたい!」と食べる意欲が沸く子どもは意外と多い。

 

「ほめて共感して」食事に対する意欲を促す

子どもは自分の気持ちを共感してくれたと感じるだけで、安心感を抱きます。

そして、子どもが頑張った時に子どもの努力や成果を褒めてあげることで「できる・がんばれる」と思えるようになれます。

 

「おいしいね」といった共感

「椅子に座って食べられたね」「かみかみするの上手だね」

「お野菜食べられたね」「お皿がピカピカだ!」

など褒める言葉を掛けてあげよう。

 

この時、声のトーンや表情も大切です。

明るいトーンで、笑顔で声を掛けることを心掛けましょう。

 

こんな時どうすればいい?

 

食べている途中で遊び始めちゃって全然食べなくなっちゃった…

A.お腹いっぱいもしくは食事に飽きている可能性が。

 

一度切り上げて、まだ食べたいというのであれば食べ続けてよいが、再び遊び続ける場合は「遊ぶならもうおしまいね」と切り上げてよい。

子どもにとって「食事の時間=遊んでいい」とならないように、メリハリをつけることが大切。

離乳食は栄養補給や量を食べることが目的ではないので、ミルクで栄養摂取すればよい。

食べこぼしがひどく、ぐちゃぐちゃにしながら食べていて困る…

A.食べこぼし、手遊びするのが当たり前だと思っておおらかに見守って。

 

手づかみ食べの時期(9~11ヶ月頃)は自分で食べたいという意思が芽生えてくる時期。

自分の意思で食べることによって、食べる意欲が育ちます。

「おいしいね」「自分で食べられるようになったんだね」と声を掛けてあげてください。

そして、自分で食べる+保育士の介助で食べ進められるようにしてください。

 

食べこぼしは、急いで食べてこぼしてしまっている場合もあります。

その場合は「ゆっくりでいいんだよ」と声を掛けてあげてください。

(実際に私のクラスの子でも早食いの子ほど、食べこぼしがすごかったです)

遊び始めてしまったら先ほどの説明したようにメリハリをつけて対応してくださいね。

 

(私は潔癖なので、汚されるのも嫌でしたし、手でぐちゃぐちゃにするということが理解しがたく1年目の時は「ひいー!!」となりながら介助していました。笑)

 

かたくなに口を閉じたまま食べてくれない…

A.月齢によって理由は様々だが、その子のペースに合わせてとにかく焦らず毎日続けること。

 

離乳食を受け入れる口に発達していない、食材の大きさの変化に対しての驚き、食べムラなどが原因もあるかもしれません。

スプーンを変えてみたり、座り方(椅子、抱っこ…etc.)を変えてみたりする方法もあります。

見た目で嫌がったり好き嫌いが出てきたりする時期の子どもの場合は、子どもが食べてみたいと思えるように「おいしい!」と食べる真似をしてみたり「おいしそう!」といった声掛けをしてみたりしてみてください。

 

まとめ

 

以上、0歳児クラスの先生向けに

0歳児の食事の内容と、食事の際の声掛けや介助のコツを紹介しました。

 

大人の声掛けひとつで、子どもは変わります。

子どもが声掛けを心掛けて、子どもの食事の時間を楽しい時間にしてくださいね。

 

ほいくま
ほいくま
食事中の保育士の声掛けは、子どもの食べる意欲を育てるうえで欠かせないものなんだね!